気が付けば

 はてなダイアリーのキーワードに投票機能がついた。リンク反対票数が過半数を超えたら、自動リンクされなくなる。キーワードに関しては色々と揉めるんだが、これで万事解決だな。あまり意味のないキーワードはリンクされなくなるし。



 ところで、俺も少しキーワードを作ったり修正したりしているが、人によって何を書くべきかという考え方が違うので、気をつかう。面白おかしく書く人もいれば、つまんないかたくるしい内容しか書かない人もいれば、やや抽象的なことを書く人もいる。


 ただ、俺がひとつだけいいたいのは、つまらない内容にするべきではないということ。かつて俺は山崎製パンというキーワードを作った。山パンといえば、アルバイトの内容が非常にアレなことで超有名なので、それを書いてやった。知らない人にはためになる情報なはずだ。そうしたら、自主的にキーワード管理をしている人、まあありていに言えば自治厨(ごめん)に消されてしまった。ガイドラインに違反はしていたので仕方がないのだが、少し悲しかった。

 山崎製パンはパンを作っている会社ー、社長は誰でー、創業は何年でー、みたいな表向き、辞書的なことはどうでもよく、世間では、業界では、一部の詳しい人たちの界隈ではどう思われているのか、どういう評価なのか、ということを人は知りたがっているのだ。そういう業界話みたいな、詳しい人の間では周知の事実みたいなことを知るのは、ためになるだけでなく楽しくもある。しかし、そういうことを書いたら消されやすい。企業に対する誹謗中傷的なものは消すガイドラインらしいのだが、あまりにも定規杓子にするのはよろしくないと思う。Wikipediaはどちらかというと、そういう辞書的な、表向きなことしか書かない傾向があるが、はてなのキーワードはあまりそういう方向にいってほしくないと思う。Wikipediaは、いかにも辞書に掲載されているような堅い文体で書くみたいな風潮があるので、それにつられて、個人個人が考えていることや思うことは出にくくなっている。だから、みんなはそれについてどう思っているのか、ということを教えてくれないのだ。Wikipediaは。まあ見てみればわかるが。

 ま、そういうこと。